家を建てるときには、外構を住宅の設計をした後に考える方もたくさんおられるようですが、お洒落な外構に仕上げたいなら建物の設計時から外構のデザインもきちんと決めておく必要があります。
外構は、敷地の条件を見て建物とのバランスに気を配ることが重要です。家のリビングやキッチン、寝室はどこに配置するかによっても、外構デザインの仕方は異なります。
土地や建物の形状によって日の当たるスペースと影になるスペースが生じるので、そのこともよく考えてトータル的な設計をしなくてはいけません。
外構デザインをするときには、隣家・隣地の境界にも注意しなくてはいけません。植栽を用いることで外構にお洒落感を醸し出すことができますが、土地の境界に木を植える場合は、成長した木が隣家に枝が入り込んでしまいトラブルになることもあります。
天然の木を使用する場合は、木が腐りシロアリが発生しないように、シロアリに強い木を選択した方がいいです。
デザインばかりに気がいくと、安全性に欠けてしまうこともあるので、その点にも注意しながら設計しなくてはいけません。